精神科・心療内科のオンライン診療おすすめ10選!当日予約・保険適用は?
「精神科を受診した方がいい気はするけれど、病院へ行くのは少しハードルが高い」「予約が取れないまま、つらい状態が続いている」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
精神科・心療内科ではオンライン診療を取り入れる医療機関が増えており、スマートフォンやパソコンを使って、自宅などから医師の診察を受けられます。通院のために外出する必要がなく、クリニックによっては当日や夜間・土日の診療、薬の処方、休職に必要な診断書の発行にも対応しています。
一方で、オンライン診療ならどのクリニックを選んでも同じではありません。保険診療と自由診療では費用が異なり、診療時間や診断書の発行スピード、薬の受け取り方法にも違いがあります。
そこでこの記事では、料金や診療時間、診断書・薬への対応などを比較したうえで、精神科・心療内科のオンライン診療におすすめのクリニック10院を紹介します。オンライン診療で受けられる治療やクリニックの選び方も解説するので、自分に合った受診先を探す際の参考にしてください。
精神科のオンライン診療とは?対面診療との違い

精神科・心療内科のオンライン診療では、スマートフォンやパソコンを使い、自宅などから医師の診察を受けられます。予約から診察までオンラインで進められるため、外出がつらいときや、仕事・学校の都合で通院時間を確保しにくい方にも利用しやすい受診方法です。
一方、画面越しの診察では触診などができず、医師が得られる情報は対面診療より限られます。そのため、オンライン診療だけですべての診察や治療を受けられるわけではありません。症状や治療内容によっては、対面での受診が必要です。
オンラインと対面にはそれぞれ向いている場面があります。まずは、オンラインで受けられる診察・治療の範囲やメリット・デメリット、向いている人の違いを解説します。
オンライン診療ではどこまで診察・治療を受けられる?

精神科・心療内科のオンライン診療では、不眠や気分の落ち込み、不安、ストレスによる心身の不調などを相談できます。うつ病や適応障害、不安障害、不眠症などを診療対象とするクリニックもあり、症状が安定していればオンラインで経過を確認しながら治療を続けられる場合もあります。
ただし、オンラインで診療できる範囲は病名だけでは決まりません。同じ疾患でも症状の程度や経過は一人ひとり異なるためです。厚生労働省も、オンラインだけで十分な治療が可能かどうかは患者ごとに判断し、対面診療と適切に組み合わせる方針を示しています。
たとえば、症状が急激に悪化している場合や緊急性が高い場合、画面越しでは状態を十分に把握できない場合には対面診療が必要です。検査や処置が必要になった際も、オンラインだけでは対応できません。病名よりも、現在の症状や状態をオンラインで安全かつ十分に診察できるかが判断基準になります。
自分の症状がオンライン診療の対象になるかわからない方は、対面診療にも対応しているクリニックや、必要に応じて対面の医療機関へつないでもらえるクリニックを選ぶと安心です。オンラインでの診療が難しくなっても、新たに受診先を探す負担を減らせます。
精神科をオンラインで受診するメリット・デメリット

精神科をオンラインで受診するメリットは、通院の負担を減らせるだけでなく、受診先の選択肢を広げられる点です。対面診療では近隣のクリニックから探す必要がありますが、オンラインなら住んでいる地域に縛られず、自分に合うクリニックを探せます。
さらに、精神科・心療内科は「受診したいのに初診予約が取れない」ケースもあります。厚生労働省の検討資料でも、精神科のオンライン診療を利用した理由として「病院の予約が取れない」が52.9%を占めました。当日予約や夜間・土日診療に対応するオンラインクリニックまで候補を広げれば、対面だけで探すより受診の機会を確保しやすくなります。
また、移動時間や交通費がかからず、待合室でほかの患者と顔を合わせる必要もありません。予約時間に自宅からアクセスできるため、診察を受けるまでの負担そのものを軽くできるのもオンラインならではのメリットです。
ただし、利便性が高い反面、診察には限界があります。オンラインでは触診や検査ができず、画面越しに得られる情報だけでは十分な診察が難しい場合もあります。さらに、初診では向精神薬を処方できないなど、薬の処方にもオンライン特有の制限があります。
オンライン診療と対面診療が向いている人向いていない人

オンライン診療が向いているのは、精神科へ行く負担が大きく、受診をためらっている方です。精神科を受診した方がいいと感じていても、予約して病院へ向かうだけで気が重くなったり、体調が悪い日に電車やバスで移動するのがつらかったりすると、受診を先延ばしにしてしまう場合があります。
オンライン診療なら移動や待ち時間がなく、人目を気にせず普段過ごしている場所から受診できます。
また、仕事や学校で通院時間を確保しにくい方はもちろん、「病院へ行くのは億劫だけど、今の状態は一度医師に相談したい」と感じている方にも利用しやすい受診方法です。
一方、症状が重い方や急激に悪化している方、詳しい診察・検査が必要な方は対面診療が適しています。オンラインと対面は利便性だけで選ばず、現在の症状や必要な診療に合わせて使い分けるのが基本です。
どちらが合うかわからない場合は、対面診療にも対応するクリニックや、必要に応じて対面の医療機関へつなぐ体制がある受診先なら、その後の治療にも移りやすくなります。
精神科・心療内科のオンライン診療おすすめクリニック10選
| クリニック名 | 診療区分・初診料金 | 初診・当日予約 | 夜間・土日診療 | 診断書 | 薬・受け取り方法 | 対面診療・連携 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Oops HEART (ウープスハート) |
自由診療 初診6,028円 |
初診○ 当日○ |
10:00~24:00 | ○ 最短即日PDF |
自宅配送 | 要確認 |
| エニキュア | 保険診療 初診5,160円~ ※3割負担の場合 |
初診○ 当日○ |
8:00~24:00 | ○ 最短即日 |
自宅配送/薬局 最短即日配送 |
必要に応じて 対面診療へ切り替え可 |
| Digital Clinic Group (デジクリ) |
自由診療 初診6,028円〜 |
初診○ | 24時間365日 | ○ | 自宅配送 | 要確認 |
| emolドクター (エモル) |
保険診療 初診4,060円~ ※3割負担・情報通信機器等使用料を含む |
初診○ 当日○ |
平日・土曜 10:00~21:00 日曜・祝日 10:00~18:00 |
○ 3,300円~ |
自宅配送/薬局 最短即日配送 |
必要に応じて 対面診療を案内 |
| SoiMe (ソイミー) |
自由診療 初診3,850円 +システム利用料550円 |
初診○ | 9:00〜21:00 | ○ 即日対応可 |
自宅配送 | 要確認 |
| COCOFY (ココフィー) |
保険診療 初診 2,900円〜 |
要確認 | 8:00~24:00 | ○ | 自宅配送 | 要確認 |
| オンライン診療 メンタルヘルス院 |
保険診療 初診 約6,000円 ※3割負担の場合 |
初診○ | 10:00〜14:00/15:00〜19:00 ※水曜日午後、土日祝休診 |
○ PDFは当日可 |
再診以降 ※初診は処方なし |
対面診療との 併用対応 |
| おうちで メンタルクリニック |
保険診療 初診 4,300円前後 |
初診○ 当日○ |
要確認 | ○ 即日対応可 |
自宅配送 | 対面クリニックと提携 |
| Mente (メンテ) |
自由診療 3,980円 +薬代・配送料 |
初診○ | 要確認 | ○ 別料金 |
自宅配送 | 必要に応じて 対面受診を案内 |
| こころとからだの オンラインクリニック |
保険診療 初診6,100円 |
初診○ | 月〜土 18:40〜23:40 日 18:00〜13:00 金曜休診 |
○ 院内書式は当日PDF可 |
院外処方 | 対面診療は 原則なし |
ここでは、オンラインで初診から受診できるか、診療時間、料金、診断書や薬への対応、受診のしやすさなどを基準に、精神科・心療内科のオンライン診療におすすめのクリニック10院を選びました。
それぞれの特徴や診療内容を紹介するので、自分の受診目的に合うクリニックを探してみてください。
精神科・心療内科のオンライン診療クリニックを選ぶ際に重要な5つのポイント
精神科・心療内科のオンライン診療クリニックの選び方
精神科・心療内科のオンライン診療は、自宅から受診できる点は共通していても、料金や診療時間、薬・診断書の受け取り方などはクリニックによって異なります。受診してから「思っていたより費用がかかった」「必要な診断書がすぐに受け取れなかった」と気づくケースは避けたいところです。
また、症状によってはオンラインだけでは対応できず、対面診療への切り替えが必要になる場合もあります。ここでは、自分の受診目的に合うクリニックを見つけるために、予約前に比較したい5つのポイントを順番に解説します。
1:診察料以外の費用を含めた総額を比較する
| クリニック名 | 診療区分 | 初診時の料金 | 診断書 | その他の主な費用 |
|---|---|---|---|---|
| Oops HEART (ウープスハート) |
自由診療 | 6,028円 | 4,840円 | 薬代:1,628円~(7日分) |
| エニキュア | 保険診療 | 5,160円~ (3割負担の場合) |
4,400円 | 薬代:約300円(14日分) 配送料:通常429円 |
| Digital Clinic Group (デジクリ) |
自由診療 | 6,028円 | 4,840円 | 薬代:2,178円~ 送料:500円 |
| emolドクター (エモル) |
保険診療 | 4,060円~ (3割負担の場合) |
3,300円~ | 薬代:別途 初診料金に情報通信機器等使用料3,300円を含む |
| SoiMe (ソイミー) |
自由診療 | 4,400円~ 初診3,850円+システム利用料550円 |
4,400円~ | 薬の配送料:550円 薬代は処方内容により異なる |
| COCOFY (ココフィー) |
保険診療 | 2,900円前後~ | 4,400円前後 | 薬代:別途 提携オンライン薬局を利用 |
| オンライン診療 メンタルヘルス院 |
保険診療 | 約6,000円 (3割負担の場合) |
4,500円 | 書類郵送:郵送料実費 初診料金に情報通信機器の運用費用等を含む |
| おうちで メンタルクリニック |
保険診療 | 4,300円前後 | 4,400円 | 薬代:別途(保険適用) 配送料:100円 |
| Mente (メンテ) |
自由診療 | 3,980円 | 別途料金 | 薬代・配送料:別途 処方日数などにより異なる |
| こころとからだの オンラインクリニック |
保険診療 | 6,100円〜 (初診システム使用料) |
4,400円〜 | 薬代:別途 院外処方/深夜・早朝加算150円あり |
オンライン診療の料金を比べるときは、診察料だけでなく、受診から薬・診断書の受け取りまでにかかる総額を見ると違いがわかりやすくなります。
たとえば、初診料が安くても、システム利用料や薬の配送料が加われば、最終的な支払額は想定より高くなる可能性も。さらに、休職用の診断書が必要なら、診断書発行料や郵送料がかかるケースもあります。
反対に、診察料だけを見ると高く感じても、システム利用料などが含まれていれば総額では差が小さい場合もあります。「診察を受けるだけ」「薬も処方してもらう」「診断書も必要」など、自分の受診目的に合わせて総額を比べるのが選び方のコツです。
2:当日予約や夜間・土日の診療に対応しているか確認する
| クリニック名 | 当日予約 | 夜間診療 | 土曜 | 日曜・祝日 | 診療時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| Oops HEART (ウープスハート) |
○ | ○ | ○ | ○ | 10:00~24:00 |
| エニキュア | ○ | ○ | ○ | ○ | 8:00~24:00 |
| Digital Clinic Group (デジクリ) |
○ | ○ | ○ | ○ | 24時間365日 |
| emolドクター (エモル) |
○ | ○ | ○ | ○ | 平日 10:00~21:00 土日 10:00~18:00 ※祝日は曜日により異なる |
| SoiMe (ソイミー) |
○ 空き枠による |
○ 予約枠による |
○ | ○ | 月火木金 9:00〜21:00 |
| COCOFY (ココフィー) |
○ | ○ | ○ | ○ | 8:00~24:00 土日祝も診療 |
| オンライン診療 メンタルヘルス院 |
△ 空き状況による |
× | × | × | 10:00〜14:00 15:00〜19:00 水曜日午後、土日祝休診 |
| おうちで メンタルクリニック |
○ | △ 予約枠による |
△ 予約枠による |
△ 予約枠による |
24時間予約受付 診療時間は予約枠による |
| Mente (メンテ) |
△ 予約枠による |
△ 予約枠による |
△ 予約枠による |
△ 予約枠による |
予約枠による |
| こころとからだの オンラインクリニック |
○ | ○ | ○ | ○ 日曜 |
月~土 18:20~23:20 日 8:00~13:00 金曜休診 |
※○は対応、△は予約枠・空き状況によって異なるもの、×は非対応を示しています。診療時間や予約可能枠は変更される場合があるため、予約時に各クリニックの公式サイトで最新情報をご確認ください。
精神科・心療内科の対面診療は日中の診療が中心で、夜間や土日に受診できるクリニックは限られます。仕事や学校と診療時間が重なり、「受診したくても時間が合わない」と感じる方にとって、時間の選択肢が広い点はオンライン診療の大きなメリットです。
オンライン診療なら移動時間もかからないため、夜間診療に対応していれば仕事や学校が終わったあとに自宅から受診できます。土日も診療しているクリニックなら、平日に予定を空ける必要もありません。継続的な通院が必要になった場合も、生活リズムを崩さず受診しやすくなります。
さらに、「つらいから今日相談したい」場合は当日予約への対応も重要です。診療時間の長さだけでなく、土日診療・当日予約の可否・最終受付時間まで比べると、必要なタイミングで受診しやすいクリニックを見つけられます。
3:薬の処方や診断書の発行など受診目的に合わせて選ぶ
| クリニック名 | 薬の処方 | 診断書 | 休職用診断書 | 傷病手当金申請書 |
|---|---|---|---|---|
| Oops HEART (ウープスハート) |
○ | ○ | ○ | 要確認 |
| エニキュア | ○ | ○ 最短即日 |
○ | ○ |
| Digital Clinic Group (デジクリ) |
○ | ○ PDF発行 |
○ | △ 申請先へ要確認 |
| emolドクター (エモル) |
○ | ○ | ○ | ○ |
| SoiMe (ソイミー) |
○ | ○ 最短即日 |
○ | ○ 継続診療の場合 |
| COCOFY (ココフィー) |
○ | ○ | ○ | 要確認 |
| オンライン診療 メンタルヘルス院 |
○ | ○ | ○ | ○ |
| おうちで メンタルクリニック |
○ | ○ PDF対応 |
○ | ○ |
| Mente (メンテ) |
○ | ○ 別途料金 |
要確認 | 要確認 |
| こころとからだの オンラインクリニック |
○ | ○ | ○ | 要確認 |
※○は対応、△は条件や提出先によって異なるものを示しています。薬の処方や各種書類の発行は、診察結果や医師の判断によって対応できない場合があります。希望する書類の種類や発行条件は、予約前に各クリニックへご確認ください。
オンラインで診察を受けられても、そこで自分が必要としている対応まで受けられるとは限りません。症状について相談したいのか、薬による治療を受けたいのか、休職のために診断書が必要なのか。受診目的によって、選ぶクリニックは変わってきます。
たとえば、仕事を休むために診断書が必要なのに、受診先が診断書の発行に対応していなければ、別のクリニックを探してもう一度診察を受けることになりかねません。反対に、まずは医師に相談したいだけなら、診断書の発行スピードより予約の取りやすさや診療時間を優先した方が使いやすいはずです。
薬を希望する場合は、さらに注意が必要です。オンライン診療には処方できる薬に制限があり、初診では麻薬や向精神薬を処方できません。現在服用している薬を継続したい方も、オンラインで処方できるか事前に確認しておくと、受診後に「希望していた治療を受けられなかった」といったズレを防げます。
クリニックの対応項目を一通り比べるより、「今回の受診で何を求めているか」を軸に見る方が、自分に合う受診先を見つけやすくなります。
4:薬や診断書の受け取り方法・届くまでの日数をチェックする
| クリニック名 | 薬の受け取り方法 | 薬が届く目安 | 診断書の受け取り方法 | 発行・到着目安 |
|---|---|---|---|---|
| Oops HEART (ウープスハート) |
自宅配送 | 要確認 | オンライン発行・郵送 | 要確認 |
| エニキュア | 自宅配送 薬局受け取り |
配送状況による | データ・郵送 | 最短即日発行 |
| Digital Clinic Group (デジクリ) |
自宅配送 | 配送状況による | 要確認 | |
| emolドクター (エモル) |
自宅配送 薬局受け取り |
最短翌日 当日発送可 |
PDF・郵送 | PDF:1~3営業日 原本:2~5営業日 |
| SoiMe (ソイミー) |
自宅配送 | 最短翌日 | データ・郵送 | 最短即日発行 |
| COCOFY (ココフィー) |
提携オンライン薬局 | 要確認 | 要確認 | 要確認 |
| オンライン診療 メンタルヘルス院 |
薬局受け取り等 | 要確認 | 郵送 | 診断書により異なる |
| おうちで メンタルクリニック |
自宅配送 | 服薬指導後に発送 | データ等 | 最短即日発行 |
| Mente (メンテ) |
自宅配送 | 要確認 | 要確認 | 要確認 |
| こころとからだの オンラインクリニック |
院外薬局 | 薬局による | 書類により異なる | 要確認 |
※薬や診断書の受け取り方法・日数は、診察時間、服薬指導の時間、配送地域、薬局の在庫状況、書類の種類などによって異なります。診断書の発行可否は医師の判断によります。
薬や診断書が必要な方は、発行・処方に対応しているかだけでなく、実際に手元へ届くまでの流れにも注目です。オンラインで診察が終わっても、その場で薬や紙の診断書を受け取れるわけではありません。
薬は自宅へ配送してもらえる場合もあれば、処方箋を送ってもらい調剤薬局で受け取る場合もあります。たとえば、もう手元の薬がなくなってしまったからすぐに服薬を始めたいのに自宅配送で数日かかりそうなら、近くの薬局で受け取れるクリニックの方が都合がいいかもしれません。
診断書も、PDFなら当日受け取れる一方、紙の原本は郵送で数日かかるケースがあります。急ぎで必要な方ほど、「発行できるか」だけでなく「いつ・どのように受け取れるか」まで比較すると安心です。
5:対面診療への切り替えや連携体制も確認する
| クリニック名 | 対面診療 | 紹介・連携体制 |
|---|---|---|
| Oops HEART (ウープスハート) |
要確認 | 要確認 |
| エニキュア | ○ 必要に応じて切り替え |
○ 必要に応じて全国6カ所の提携先・分院で対面診療へ切り替え可能 |
| Digital Clinic Group (デジクリ) |
要確認 | 要確認 |
| emolドクター (エモル) |
○ 必要に応じて切り替え |
○ 診療情報提供書を発行 |
| SoiMe (ソイミー) |
要確認 | 要確認 |
| COCOFY (ココフィー) |
要確認 | 要確認 |
| オンライン診療 メンタルヘルス院 |
要確認 | 要確認 |
| おうちで メンタルクリニック |
要確認 | 要確認 |
| Mente (メンテ) |
△ 提携医療機関の医師が診療 |
提携医療機関あり |
| こころとからだの オンラインクリニック |
要確認 | 要確認 |
※オンライン診療の継続可否や対面診療への切り替えは、症状や緊急性などを踏まえて医師が判断します。「要確認」は公式サイト上で具体的な対面診療・紹介体制を確認できない項目です。受診前に各クリニックへご確認ください。
オンライン診療は便利ですが、すべての症状をオンラインだけで診療できるわけではありません。対面のように触診などができず、得られる情報にも限りがあるため、症状によっては対面診療が必要になります。
たとえば、診察中に医師が「オンラインだけでは十分な診療が難しい」と判断した場合、次にどこを受診すればいいのかが問題になります。対面診療も行っているクリニックなら同じ院へ切り替えられる場合がありますが、オンライン専門の場合は別の医療機関を受診するケースもあります。
特に継続して治療を受ける予定なら、オンラインで対応できなくなった場合に、対面診療へどうつなぐのかまで見ておきたいポイントです。対面診療への切り替え方や連携先がわかれば、症状が変化したときにも次の受診先を判断しやすくなります。
精神科・心療内科のオンライン診療を受ける流れ
STEP 1
WebやLINEなどから診察日時を予約し、患者情報や保険情報の登録、事前問診への回答を済ませます。
STEP 2
予約時間になったら指定された診療システムにアクセスし、症状や治療の希望について医師と相談します。
STEP 3
診察後に料金を支払い、必要に応じて処方された薬や診断書をクリニック所定の方法で受け取ります。
オンライン診療の詳しい受診方法はクリニックによって異なりますが、基本的には「予約・問診→オンラインで診察→支払い・薬や診断書の受け取り」の流れで進みます。
はじめて利用する場合でも、予約後に案内される手順に沿って患者情報や問診内容を登録すれば受診できます。
STEP 1:診察を予約して問診票を入力する
まずは、クリニックの公式サイトやLINEなどから希望する診察日時を選んで予約します。オンライン診療では予約とあわせて、氏名・生年月日・連絡先などの患者情報を登録し、事前問診に回答するケースが一般的です。
保険診療を受ける場合は、クリニックの案内に従って保険情報や本人確認に必要な情報を登録します。利用するシステムによって必要な手続きは異なるため、予約完了後に届く案内は要チェックです。
問診票では、現在の症状だけでなく、症状が始まった時期や経過、既往歴、現在服用している薬、精神科・心療内科の受診歴などを尋ねられることがあります。服用中の薬がある場合は、お薬手帳や薬の名称がわかるものを用意しておくとスムーズです。
STEP 2:ビデオ通話で医師の診察を受ける
予約時間になったら、クリニックから案内されたURLやオンライン診療システムにアクセスし、ビデオ通話で医師の診察を受けます。事前問診の内容をもとに、現在困っている症状や生活への影響、これまでの経過などについて医師から確認があります。
薬による治療を希望している場合や、休職などに必要な診断書を希望している場合は診察時にご相談ください。
ただし、薬の処方や診断書の発行は診察結果をもとに医師が必要性を判断します。希望した薬や診断書が必ず受け取れるわけではありません。
また、オンラインでは対面診療のような直接の診察ができないため、症状や状態によっては対面での受診を勧められる場合があります。診察中に通信が途切れないよう、できるだけ静かでプライバシーを確保できる通信環境の安定した場所から受診してください。
STEP 3:料金を支払い薬や診断書を受け取る
診察が終わったら、クレジットカードなどクリニックが指定する方法で料金を支払います。診察料だけでなく、システム利用料や診断書発行料、薬や書類の配送料などが別途かかる場合もあるため、事前に総額を確認しておくと安心です。
薬が処方された場合の受け取り方法はクリニックによって異なります。オンライン服薬指導を受けたあと自宅へ配送してもらう方法や指定した調剤薬局で受け取る方法などがあり、診察後すぐに薬が手元に届くとは限りません。
診断書についても、PDFなどの電子データで発行するクリニックと紙の診断書を郵送するクリニックがあります。仕事を休むために早く診断書が必要な場合は、発行までの日数だけでなく勤務先が電子データでの提出を認めているかも確認しておくと安心です。
精神科・心療内科のオンライン診療に関するよくある質問
オンライン診療に関するよくある質問
ここでは、オンラインで精神科・心療内科を受診する前に知っておきたい疑問について、制度上のルールや実際のクリニックの対応をもとに解説します。
Q1:初診からオンライン診療を受けられる?
A.初診からオンライン診療を受けることは可能です。
ただし、オンラインだけで診療を続けられるかどうかは症状や患者の状態によって変わります。厚生労働省では、オンライン診療を実施する都度、医師が医学的な観点から実施の可否を判断することとしています。緊急性が高い場合やオンラインでは十分な診療が難しい場合には、対面診療への切り替えが必要です。
また、初診では処方できない薬があります。たとえば、麻薬や向精神薬は初診のオンライン診療では処方できません。「初診オンライン対応」でも、診察から薬の処方まで希望どおりオンラインで完結するとは限らないため、服用したい薬がある方は事前に処方可否を確認しておくと安心です。
Q2:オンライン診療は保険適用される?
A.保険診療としてオンライン診療を行っている精神科・心療内科で、保険診療の対象となる診察を受ける場合は健康保険を利用できます。
一方、オンライン診療には自由診療もあり、その場合は健康保険が適用されず、診察料などは原則として全額自己負担です。厚生労働省のオンライン診療に関する指針も、保険診療だけでなく自由診療のオンライン診療を対象としています。
そのため「オンライン診療=保険適用」ではありません。また、保険診療のクリニックでも、システム利用料や薬の配送料などは保険が適用されず、別途費用がかかる場合があります。予約前に、診察料以外にかかる費用も確認しておきましょう。
Q3:オンライン診療にかかる料金はいくら?
A.オンライン診療にかかる料金は、保険診療か自由診療かによって大きく異なり、クリニックによっても差があります。保険診療なら自己負担割合に応じた診察料が基本ですが、自由診療では各クリニックが独自に料金を設定しています。
ここで注意したいのが、診察料以外にかかる費用です。システム利用料や薬代、薬の配送料、診断書発行料などが加わる場合があり、表示されている診察料だけでは実際の支払額がわからないこともあります。
料金を比較するときは、初診料の安さだけで選ばず、受診目的に合わせて必要な費用を含めた総額を確認しておきましょう。
参考:厚生労働省「オンライン診療について」
※実際の料金は各クリニックの料金ページをご確認ください。
※実際の料金は各クリニックの料金ページをご確認ください。
Q4:オンライン診療でも診断書を発行してもらえる?
A.オンライン診療でも、診察した医師が必要と判断すれば診断書を発行してもらえるクリニックがあります。休職や傷病手当金の申請などに使用する診断書の発行に対応しているオンライン精神科もあります。
ただし、診察を受ければ必ず診断書が発行されるわけではありません。診断書の必要性は診察内容をもとに医師が判断するため、症状や受診状況によっては希望しても発行されない場合があります。
受け取り方法もクリニックによって異なり、PDFなどの電子データで発行するところもあれば、紙の診断書を郵送するところもあります。提出先から原本を求められている場合は、診断書の発行可否だけでなく受け取り形式まで確認しておくとスムーズです。
Q5:休職用の診断書は即日発行してもらえる?
A.休職用の診断書を最短即日で発行しているオンライン精神科もあります。診察後にPDFなどの電子データで発行するクリニックであれば、郵送を待たずに当日中に受け取れる場合があります。
たとえば、ウープスハートでは診察の結果、医師が診断書の発行が必要と判断した場合、最短即日でPDFの診断書を受け取れます。紙の原本が必要な場合は郵送にも対応しているため、提出先に合わせて受け取り方法を選択できます。
ただし、「最短即日発行」は、受診すれば必ずその日のうちに診断書を受け取れるという意味ではありません。診断書を発行するかどうかは診察内容をもとに医師が判断し、発行までにかかる時間もクリニックによって異なります。
また、PDFを当日受け取れても、勤務先によっては紙の原本が必要です。急ぎで休職手続きを進めたい場合は、即日発行の可否だけでなく、発行形式や原本が届くまでの日数も確認しておくと手続きを進めやすくなります。
Q6:オンライン診療でも薬を処方してもらえる?
A.オンライン診療でも、医師が必要と判断した場合は薬を処方してもらえます。ただし、オンライン診療では安全性を確保するため、初診時などに処方できる薬や処方日数に制限があります。
また、希望した薬が必ず処方されるわけではありません。症状や既往歴、現在の服薬状況などを確認したうえで医師が処方の必要性を判断し、オンラインでの処方が適切でない場合には対面診療を案内されることもあります。
処方された薬は、オンライン服薬指導を受けて自宅へ配送してもらう方法や、調剤薬局で受け取る方法などがあります。受け取り方法や薬が手元に届くまでの日数も確認しておくと安心です。
Q7:睡眠薬や向精神薬はオンラインで処方してもらえる?
A.初診をオンラインで受ける場合、麻薬や向精神薬は処方してもらえません。これはクリニック独自のルールではなく、オンライン診療の安全性を確保するために設けられている制限です。
さらに、基礎疾患などの情報を十分に把握できていない患者には、精神神経用剤など特に安全管理が必要な薬や、8日分以上の薬を処方することもできません。
睡眠薬の中にも向精神薬に該当するものがあるため、不眠症なら初診のオンライン診療ですぐに睡眠薬を処方してもらえるとは限りません。すでに薬を服用している方は、お薬手帳などを用意して正確な服薬状況を医師に伝えましょう。
Q8:自立支援医療や生活保護でもオンライン診療を利用できる?
A.自立支援医療や生活保護を利用している方でも、オンライン診療を受けられる場合があります。ただし、すべてのオンライン精神科がそれぞれの制度に対応しているわけではありません。
自立支援医療(精神通院医療)は、精神疾患があり、継続的な通院治療が必要な方の医療費負担を軽減する制度です。利用できる医療機関が決められているため、オンライン診療を受けたい場合は、そのクリニックが自立支援医療の対象になっているか確認が必要です。
生活保護の医療扶助についても、受診先によって対応状況が異なります。厚生労働省では2024年3月から医療扶助のオンライン資格確認を開始していますが、対応する医療機関・薬局は現在も順次拡大されています。
生活保護を受給している場合は、受診したいクリニックが医療扶助に対応しているかを確認したうえで、必要な手続きについて福祉事務所にも確認しておくと受診までの流れがスムーズです。
Q9:高校生や子どもでもオンライン診療を受けられる?
A.高校生や子どもがオンライン診療を受けられるかは、クリニックによって異なります。成人のみを診療対象としているオンライン精神科もあるため、未成年者は予約前に対象年齢を確認する必要があります。
未成年者の診療に対応している場合でも、年齢によって保護者の同意や診察への同席などを求められることがあります。また、子どもの精神症状や発達に関する相談では、児童精神科など専門的な診療が適している場合もあります。
そのため、未成年者が利用する場合は、「対象年齢」「保護者の同意・同席が必要か」「相談したい症状が診療対象か」の3点を確認してから予約しましょう。
参考:未成年者の対象年齢や保護者の同意・同席に関する条件はクリニックによって異なるため、各クリニックの公式サイトをご確認ください。
Q10:オンライン診療は24時間いつでも受診できる?
A.オンライン診療でも、24時間いつでも受診できるわけではありません。「24時間予約受付」と書かれていても、24時間対応しているのは予約だけで、診察は決められた時間内に行うクリニックもあります。
夜間や当日に受診したい方は、診療時間とあわせて当日予約の最終受付時間にも注目です。夜遅くまで診療していても、希望する時間帯の予約枠が残っているとは限りません。
なお、緊急性の高い症状はオンラインでは対応できない場合があります。対面での診察が必要と医師が判断すれば、オンライン診療から対面診療へ切り替わります。
まとめ
この記事のまとめ
- ・精神科・心療内科は初診からオンラインで受診できるクリニックもある
- ・当日予約や夜間・土日診療に対応していれば、対面診療の予約が取りにくい場合にも受診先の選択肢を広げられる
- ・保険診療・自由診療の違いだけでなく、診察料以外の費用も含めて比較する
- ・薬の処方や診断書の発行可否、受け取り方法・日数はクリニックによって異なる
- ・症状によってはオンラインで対応できないため、対面診療への切り替えや連携体制も確認しておく
- ・料金・診療時間・受診目的を比較し、自分が利用しやすいオンライン診療クリニックを選ぶ
精神科・心療内科のオンライン診療は、通院の負担を減らしながら、心の不調を医師に相談できる受診方法です。病院へ行くこと自体がつらい方はもちろん、近くの精神科で予約が取れない方や、仕事・学校の都合で日中の通院が難しい方にとっても、受診の選択肢を広げられます。
ただし、クリニックによって料金や診療時間、薬の処方、診断書への対応はさまざまです。「できるだけ早く受診したい」「休職の診断書が必要」「保険診療で費用を抑えたい」など、受診する目的を明確にすると、自分に合うクリニックを絞り込みやすくなります。
どこを選ぶか迷っている方には、保険診療で当日受診に対応している「エニキュア」がおすすめです。朝8時から24時まで土日も診療しており、診断書は最短即日、処方された薬は自宅で受け取れます。さらに、オンラインでの診療が難しくなった場合は提携先・分院で対面診療へつなげられるため、初めてオンラインで精神科・心療内科を受診する方も選択肢に入れやすいでしょう。
精神的な不調は、受診しようと思っていても予約や通院の負担から先延ばしになってしまう場合があります。「一度医師に相談してみたい」と感じている方は、今回紹介したクリニックを比較し、自分が受診しやすいところから相談してみてください。









